温かい御飯に掛けるのも良しだが、所詮御飯の脇役。
煮物に入れても主役にはならない。
此を2〜3粒つまんで口に入れ、奥歯でゆっくりと噛みつぶしすり込む。
口の中に山椒の香りが広がり、ピリッとした辛みが舌に染み渡る。
ビールは元より、やや甘めのワインにも違和感がない。
だが単独のつまみとしてこれほどの起爆力を持っていたとは・・・・
このピリ感が小さな幸せとなる。
日本にいた頃、生の実山椒をボール面器一杯仕込んでいたのが懐かしい。
パースシティの隣駅、シティウェストから徒歩5分ぐらいの所にビールの醸造所がある。
ここでビールを仕込み飲ませている。
倉庫の中に簡単なテーブルとチープな椅子が並び
明るいうちからビールを片手にザワザワとしている。
ドラム缶をテーブル代わりにピザを摘みビールをあおる。
息抜きには丁度良い。