空港からスカイバスに乗り、走ること20分で市内に入る。

メルボルンの中心部、サザンクロスステーションはパースの5〜6倍程の大きさ。
駅近辺をブラブラと散策した後、クレッグさんに電話をして待ち合わせ。
お茶をしながら娘の学校が終わる時間まで待ち、市内案内をして貰う。

この町はトラムという市電が走っている。
市内中心部は只だが、外れるとお金が掛かる。
マイキーという電車・トラム用のカードを作らなければ乗れない。
とは言え、カードを使っている人はわずかしかいなかった。
市内観光を終えて宿へ向かう。
3人用のシェアハウスは1人一泊$25という破格の値段。
娘と2人で3泊$150。
他に1人が泊まっていると言っていた。
そして、キッチン・シャワー・トイレは共有だが部屋は別だという条件。
クレッグさんは心配だからと付いて来てくれた。
まぁ、寝るだけだからそれでOK・・・・と思いきや・・・6人もいた。
2DKのダイニングにカーテンを吊して仕切りを3つ作り、ベッドマットレスが並べてある。
他の2部屋は2人ずつ居るらしい。
そして、オーナーはしらっと、ダイニングの仕切りを2つ使えと言う。
個室じゃないし、条件が違う・・・(-゛-メ) ヒクヒク
部屋から出てきた1人は、マリファナの匂いがするとクレッグさんが言った。
ネイティブなクレッグさんを見て慌てたのか、
すぐ近くにもう一部屋あるのでそちらに移ってくれという。
だがそこも同じ様な仕切りとなっているし、全員アジア系の若いにーちゃん達。
詐欺だ、やられたとは言え、今さら部屋は探せない。
いくら父と一緒だからとて、若い娘は泊まらせられない。
娘は自分の部屋に帰る為に1人分の宿代を返せと交渉。
現金は持っていないというので、その場で口座に入金をしろとのやり取り。
返金させた娘の会話に成長を見た。
夜は娘と2人で夕食。
是非行った方がよいと言われていた手打ち蕎麦屋さん。
オーストラリアはハッピーアワーという幸せな時間がある。
忙しい時間帯以外1〜2時間程アルコールが安く飲める。
日本でも最近は取り入れている店があると言われた。
ハッピーアワーでスーパードライの小瓶が$5で飲めた。
蕎麦味噌をつまみに焼酎を飲む。
娘は揚げ餅納豆山菜蕎麦を注文。
普段は食べられない、こういうのが無性に食べたくなるのだなぁ。

久しぶりの手打ち蕎麦に感激。
メルボルンに来る前にそば粉が手に入り、蕎麦を打ったのだが
久しぶりの手打ちで、水回しを失敗して情けない蕎麦になった。
食べ終わるとそば湯入が出た。
こういうのは日本人しか出さないのだろう。
部屋へ戻るも、貴重品は娘に持って行ってもらった。
不安だったが、歩き通しの初日は疲れのお陰で良く寝られた。
二日目ともなるとこなれたもので、両隣のイビキも何のそので爆睡。
気を使わなければ値段が安く、此れは此れで良いかも。
その分美味しい料理を食べられる。
自分自身は繊細で、こういう所では寝不足になるのかなどと思っていたが違った。
そう言えば、来豪初日から爆睡していた記憶がある。