スマフォのバッテリーが残り少なく、娘に預けた貴重品のバッグに
スマフォのバッテリーが入っている。
何もすることが無く二度寝。
8畳ぐらいのダイニングをカーテンで4つに仕切ってある。
ビニールひもを輪にして画鋲で壁に留めてある。
カーテンは物干し竿に引っかけて、ビニールひもの輪に掛ける。
反対の通路側は、頭の高さぐらいの物干し竿用のボールを立てて引っかけてある。
各々の仕切り部屋にベッドマットレスが置いてある。
これにシーツと枕、毛布1枚のみ。
夜中にトイレから出てきて仕切りに入ろうとしたら、何処かが引っかかったのか
ボールが倒れてカーテンが全て落ちてしまった。
めんどくさい部屋だ、自分のカーテンだけ直して寝た。
2日目はクレッグさんがドライブに連れて行ってくれるという。
娘の住まいのビルの玄関で待ち合わせをして電車に乗る。
この街の電車は現金が使えない。
マイキーというパスモの様なカードを買ってピッとする。
市内まで迎えに来てもらうと、渋滞で時間が掛かるので
アップフィールド線のバトマンという駅で待ち合わせ。
車に乗ること約1時間半。
ヤラバリーのチョコレート工場で試食とお土産を買う。
その足でドメインシャンドンのワイナリーで試飲。
ここはスパークリングワインを作っている。

$25の試飲用ワインセットを娘と2人で味比べ。
甘口のワインにオレンジの皮と氷を一つ落とす。
甘めの味にオレンジの苦さと香りが絶妙に混ざり合う。
こういう飲み方もあるのか。
試飲のワインで勢いが付いた。
ランチをしようと近くのレストランに入るも、スパークリングワインを注文。
休みの日の醍醐味は昼酒だ・・・・゙ヨッパライヘ(~~*ヘ))...((ノ*~~)ノヨイヨイ
娘も負けじと2〜3杯飲んでいた。
クレッグさんがお酒を飲めなくて良かった。
ディナーは高級和食居酒屋を堪能しようと街中に戻る。
けっこう人気な店で予約をしないと座れないという。
コースを注文すると予約が取れるという仕様だが、そんなには食べられない。
満卓だったら他の店を探そうと居酒屋に向かう。
ビルの地下にあり、ドアに店名が書かれているだけで看板もなく判りづらい。
階段を下りると、途中に黒いカーテンが掛かっている。
寒さ対策なのか秘密基地感覚なのか知らねども、兎にも角にもカーテンは鬼門だな。
カーテンをめくり店へとはいる。
店全体は薄暗い。
カウンターは30人ぐらい座れる細長い店で、カウンター内には日本人の料理人が8人程いる。
4人掛けのテーブルは10卓ほどで一つだけ空いていた。
メニューの時は小さく、印刷がかすれて読みづらい。
これも戦略なのか・・・・・"o(-_-;*) ウゥム…
当然ハッピーアワーはない。
焼酎ロックと娘は梅酒を頼む。
グラスに入った焼酎と梅酒は、三口も飲むと終わってしまうほどの量で$14。
パースの倍だな。
鶏の唐揚げはターメリックが隠し味に効いていて柔らかくて美味しかった。
サーモンのすり身が入っているというだし巻き玉子は・・・サーモンの風味が分からなかった。
揚げ出し豆腐は出汁が効いているのだが、天に乗る糸唐辛子が多すぎて辛みだけしか感じない。
でも、牛タンの炭焼きは柔らかくて美味しかった。
楽しみに来ているのだから批評はすまいと思っていても、ついつい愚痴る。
〆の食事は止めようとお会計をする。
味は居酒屋で、値段は高級料理屋なみ。
ウエイトレスはみんな日本人で、ブツブツ言っている会話は聞こえているのであろう。
物足りなくて娘と2人でワインを飲みに行く。
雑多で喧騒なワインバーが丁度良いのだ。
そして、雑多な部屋は2日目にして慣れた。