平成に置き換えると時まさに今だが、御上が足を引っ張って泥沼でもがいている様に思える。
麦学校を無事に卒業してやっと決まった就職先は、中央線沿線神楽坂の近くの手打ちそば屋。
手打ち蕎麦とのれんには書いてあるが・・・・実は機械打ちで、蕎麦以外に何でも出す店であった。
500所帯はあるであろうマンションの1階に手打ち蕎麦と書いてあるのれんを出している。
500所帯は事務所・居住用・店舗と雑多な人々が出入りしているので、当たり前だが雨がるほど忙しくなる。
ここのそば屋、2店舗分を1店舗として使っているので入り口が2つあり厨房も2つある。
厨房は裏口から出入りをして隣の厨房に行く。
1つは揚場と焼き場・ご飯物を作る厨房で、もう1つは刺身・蕎麦ゆでのオープンカウンターの厨房。
たとえば天せいろの注文が入ると、揚場で天ぷらを揚げて隣の厨房で蕎麦を茹でる。
やりとりとタイミングはインターホンで確認する・・・・ややこしく、疲れる。
それに加えて、店主が公務員上がりの素人ときた。
蕎麦好きが高じて店を持ったという、まさにサライオヤジ。
ここで得るものは何かと考える・・・・給料と・・・・・…c(゚^ ゚ ;)ウーン・・ナニモナイ。
因みにこの店のお刺身は池袋近くの大型スーパーで買って来て、築地直送のような顔をして売る。
この話は後日・・・・。