2011年07月01日

新月        雷雨

AM5:00起床。
娘達の期末テスト期間なので、何故か朝が早い。

傷の痛みは夫婦共に徐々に徐々にと、引いていく。
女将は昨日あたりから痛みが弱くなったと言っていたが、下っ腹の腫れはまだ引かず。
小生はまだ皮膚の感覚が無い。

本日は田舎の義父のお見舞いへと、リハビリへを兼ねて出かける。
天気は良好で気温は熱いぐらいだが、病院の往復だけなので時間を見てのんびりと行く。
義父の調子は良くなっているが、右手の自由が利かず退院もままならない。
そして、帰る家は震災でつぶれて無い。

女将が見舞いをしている最中は廊下でウトウト。

20110701 田舎畑.jpg
帰りがけにお墓参りへ行く為に、家へ寄る。
相変わらず家は傾き、庭の雑草は伸び放題で、蜘蛛の巣の巣窟。
畑は荒れて自然化している。
悲しいかな、これも致し方なしか。

20110701 玉造.jpg
隣町、玉造のJA直売所は帰る度に寄る。
旬は夏野菜。
世田谷のスーパーマーケットで買い慣れていると信じられないほどの安い値段。
胡瓜・セロリ・茄子・とうもろこし・椎茸。
来週の営業用と今夜の夕食に分ける。

ナント・・あのソーメンかぼちゃを発見した・・・・これは買い。

帰りの常磐道は守谷から三郷にかけて、バケツをひっくり返した・・というか水中に入ったかと思うようなスコール。
ワイパー全開でも間に合わない。
ファザードランプを点滅させながらの、のろのろ運転には正直びびった。

PM6:00過ぎ、無事に自宅へ帰還。
夏野菜をつまみに、発泡酒でのどを潤す。



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2011年06月30日

夏越の祓        白雨

AM5:30起床。
朝から梅雨が明けたかと思うほどの晴天で夏日。
早朝読書は、昨日から北方版「水滸伝」を読み返している。
じっくりと読み返すと数多い登場人物のキャラクターが良く浮き出てくる。

店に行き、力の掛からない仕事をとPCの前に座るも、シニアグラスを忘れてきた。
細かい文章が読見切れず数字が霞み、イライラとする。
適当に切り上げ、リハビリを兼ねて軽くバイクを走らせる。
だがまだ、段差の振動は腹に響く。

地元管轄の成城警察から呼び出しがあった・・・・・(゚_゚i)タラー・・・。

運転免許の更新だ・・・・。
指定警察署だ・・・・。
講習区分が優良だ・・・・。

軽く説明を受けて、20分弱のビデオを見て終わり。
道路交通法が細かいところで改正されている。
確認をしながら手にした免許証はゴールドのラインが入っている・・・
実は2回目。

昼過ぎの俄雨迄には無事に帰宅。
バイクを乗っていた所為か腕が日焼けをして、これではすでに病人とはいわない。
傷の痛みは残るが、そろそろ闘病日記は終わりにする。
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2011年06月29日

廉太郎忌           闘病日記 その2

今日は店へ行き、力の入らない仕事をしょうと思った。
が・・・この暑さにめげた。
自宅の居間の畳の上で、扇風機を抱えて日がな1日ゴロゴロと本を読む。

本来ならば今日が退院予定だったが、病院にいてもやることがない。
入院中に回復をしてくると病室に居るのが辛くなり、早く自宅に帰りたいと切に思う。
入院代がモッタイナイとか、自宅に居ても動かなければ問題ないとか、理由を付けて一週間早めの退院をした。

いざ、自宅に帰れば看護婦さんはいない。
自宅と病院は動き方が違う事は解っていたが、頼みの女将も「あいたたた・・・・」ときたもんだ。

風呂場で数えた縫い傷は20針。
胃がんの傷より口が広いといわれた。

腹には三針の縫い傷を残し退院した。

焼酎を口に含み「プッ・・」と傷に吹きかけて、自分で抜糸をしようかなどとバカなことを考える。
・・・が吹きかける前に「ゴックン」してしまう・・・・・・m(_ _;)m オソマツデシタ。






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廉太郎忌           闘病日記 その1

AM6:00起床。
そろそろ闘病日記を終わりにしようかというほどの良い天気で、傷の痛みをのぞいて調子はよい。

昨日の出来事。
休んでから初めて店に、PCの入れ替えに行く。
レジ後ろの狭いスペースにPC・プリンタ−・電話・アンプ・ルーター・・・諸々の機器を詰め込む。
しゃがむと腹が痛いが、湿気が少ないお陰で持久力が持続する。
ディスプレー・キーボードは丁度良いサイズで収まっている。
ダラダラと約2時間ほど作業をしてから自宅へと戻る。

本屋へリハビリを兼ねて山チャリを漕ぐ。
北方版「水滸伝」の続編、「楊令伝」の文庫本の1巻が発売された。
自宅へ戻ると流石にぐったりと何も出来ずにダラダラと読書。

今日も店へ行き、夏のメニューやら、飲み物やら、何やらの印刷をしなければならない。
天気が良いと腹の傷の調子が良い。

本格的な仕込みは来週からの予定。
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2011年06月27日

菖蒲花咲く        闘病日記

AM5:30起床。
外は小雨。
この雨はいちど止むのだが、10時頃からまた降り始める。
退院してから初の雨か、入院中は気にしていなかったのだが今年は梅雨らしい雨が降っていない。

この雨で傷が疼き、何もかもやる気が失せてしまった。
色々と用事があったのだが全てキャンセルをして、ゴロゴロと寝ころびながらウトウト読書。

店と自宅のPCのデータの入れ替えはほぼ終わり、写真・画像も整理が出来たが・・・・
終わった時点で、リモートリンク機能のハードディスクがあった事に気がつく。
1.5テラバイトが宝の持ち腐れになるところであった。
明日以降、ぼちぼちと整理をする。

女将は傷が痛いと騒ぎながら、娘の母親仲間と近所のインドネシア料理屋さんへカレーを食べに行った。

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2011年06月26日

露涼し           闘病日記

AM4:30起床。
どうやら入院中の習慣が付いてしまったか、目覚めが早くなった。
もう一眠りと思いながら目をつむるが、寝付けずに諦めて起きる。
布団をたたむ、カーテンを開ける、新聞を取りに行く、お茶を入れる・・・
何気ない生活の動作がいちいちリハビリになってしまう。

午前中に女将が退院をする。
バイクの振動が怖く電車で帰るとメールがあったが、日曜日は病院と駅との循環バスがない。
駅までの徒歩7〜8分をリハビリしたという。

やっと自宅には家族が揃ったが、夫婦で動くたびに・・・・
「イタタタタ・・・・」
「イタタ・・・・」
「ヒィヒィ・・・・」と、
お互いに予定より早く退院をした身で、復帰には今しばらく時間を要する。

夕方にリハビリを兼ねて歩いて買い物に行く。
トートバックをポケットに押し込み、背中をやや丸める歩き方は正に老夫婦のそれ。
さて、焼酎の四合瓶は重いが、これもリハビリなのだ・・・・・ヽ( ´ー)ノ フッ。


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2011年06月24日

林檎忌          闘病日記

術後9日目、腹筋の傷はうずき、皮膚の感覚は未だ戻ってはいない。

朝一で女将からメールが届く。
「傷の痛みと腫れは当分残るが、想定内ですと女先生が言っていた」と。
日曜日に退院の運びとなったので、明日の土曜日に次女と一緒に病院へ行き支払いを済ましに行く。
次女は仙川のホームセンターでウィンドショッピング&モスが目当てだろう。

午後は新宿へ行かねばならない用事があり、バイクで出かける。
運転の感覚は8割程度戻るが、暑さの所為か少しフワフワとする。
用事のついでにヨドバシカメラにより買い物を済まし、紀伊国屋で本を物色。
リハビリを兼ねて歩いたが、流石に足にくる。

今、店で使っているモバイルPCが絶不調になった。
肝心なところで凍ってしまい、データーが壊れないうちに自宅PCとの入れ替え計画をたてる。
店のPCスペースは狭いが本体は何とか入る。
小型の液晶ディスプレーは価格コムで格安を探す。
ヨドバシで小型のキーボードを買ってくる。
パソコンのデーターを入れ替える。

取りあえず力仕事のいらない作業で、時間はたっぷりとあるのが救われる。

HPを作り直したいのだがそこまで出来るだろうか。
他にもデーターの整理をしたいが・・・・。

20110624 干物マシーン3号.jpg
時間があるついでに干物マシーンの修理をする。
蠅が付かない様にネットの張り直しをする。
これも力がいらない仕事。
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2011年06月23日

下弦の半月         闘病日記 その1

朝一で女将の病室へ様子を見に行く。
昨年子宮を取ったときは、腹を切っていなかったので痛みは無かったと言っていた。
だが、今回は傷跡が痛いと苦しんでいる。
腹を切れば、当たり前に痛いのだ。
痛みを我慢するか、痛み止めを使うかは思案のしどころで、
痛み止めを使うギリギリのところで我慢をすると、徐々に引く痛みの度合いが生きている実感として快感になってくる・・・という、まるでマゾ的治療療法が心地よい事もある。
但しこれは、ベッド上での体勢と部位の角度という高度のテクニックと経験を必要とするが・・・・・ヽ( ´ー`)ノフッ。

お会計が出たので「女将をよろしく」と看護師さん達にご挨拶をして、そこそこに病院を後にする。
昨日縫った3針は、再来週に外来で抜糸することになった。


自宅に帰り兎にも角にも・・・・洗濯をする。
パジャマ、タオル、下着は3日分で、女将のパジャマ・・・何と子供達の脱ぎ捨ててあった下着&パジャマ。
洗濯はボタン一つで終わるが、干す作業はリハビリということで、干し終えるとクタクタ。
流石に1週間寝たきりの生活は持久力が衰え、夕方までダラダラと過ごす。


入院前の外来の問診で、入院は2週間、自宅療養は1週間の予定だった。
入院をしてからの予定では、退院は今週末か週明けの予定でいたのだが、諸々の諸事情により早めの退院をした。
いざ退院をして自宅にいると、仕込みに行こうかとか、仕事を早めようかとか、精神的に落ち着かなくなってくる。
流石に寄る年波には勝てず、身体がいうことを効かない。
来週末までは自宅で悶々といじけていよう。


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2011年06月22日

乃東枯る          闘病日記

朝の回診で抜糸をしたが・・・・・
女先生「ハッ・・」って、
ハッってなに?

どうやら完全に着いていなく、傷口が2pほど開いている。
そういえば、一番始めの大腸がん手術の時も傷が開いたまま退院して、自宅で養生をした記憶がある。
シャワー時に傷口を良く洗ってねと。
ガーゼを貼って終わり、大した問題はない。

日中の外は夏日、日差し強く気温が暑い。
女将の部屋とディルームに避難をして読書三昧。

女将の手術はPM:400予定のはずだったのだが、前の手術が押せ押せで1時間遅れ。
ソケイ部を開き、腸を埋め戻し、人工筋膜を貼り一丁上がりで1時間。
硬膜外麻酔はせずに全身麻酔のみ。
小生のベッドに手術の終了を知らせに来るも、また手術室へ説明を聞きに行かなければならない。

午後の回診時に、やはり傷口が気になるらしくプチ手術をした。
ベッドに横になり、局部麻酔を打たれ糸で縫う。
4針ぐらいか、まるで他人の腹のように感じる。
縫うところは始めてみたが、釣り針の様な半円の針であった。
ただしカエシはない・・・・おぉら掛かったぁ!!(;`O´)o/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄~ >゚))))彡。

動画を撮ったが人には見せられないので記念に保存しておく。
こういうのは、祖師谷在住の作曲家M婦人と造形作家I氏のご夫妻が好きなのだ。

20110622 病院食.jpg
夕食はかれいの様な白身魚の甘酢あん。
副食は茹で青菜&大根と浅蜊の煮びたし。
デザートはキウイ。
浅蜊はカワハギのエサクラスだが一人前に味がある。

夕食は鶏肉だと予測をして、売店でポケモンふりかけ(カルシュウム入り)を買っておいたが役に立たず。

何も考えていなかった。
ついうっかりとデザートのキウイを口に入れてしまい、急いではき出した。
ついうっかりどころの話ではない。
一口食べただけでも呼吸困難になってしまうほど、完全なキウイアレルギー。
まさか退院の前日にキウイアレルギーで死んでいたなどとはシャレにならない。

夏至の夜は長いが、病棟の中は規則正しくPM9:00消灯。

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2011年06月21日

正倉院宝物始まりの日     闘病日記

腹から出る体液が少量に減り、朝の回診で腹のチューブが抜かれたが・・うっかりと動画に撮るのを忘れてしまった。
いいアングルで撮れたのに・・・悔しい。

これで身体に刺さっているものは何もなくなり、いよいよ明日の抜糸を残すのみとなった。
傷跡の痛みはまだ残るが、これも徐々に弱くなっていく。
そして、抜糸が終われば無事に退院の運びとなるが退院は明後日に決定した。
そうなると病院にいるのが辛くなるも、女将の手術の立ち会いをせねばならぬ。

昼過ぎに女将が病院へ来た。
ナント、予約の4人部屋がふさがっており2人部屋へのご案内。
病室で話をしていると、薬剤師やら麻酔科の先生やらがやってきて怪訝な顔をする。
「お知り合いですか?」と問われ「いいえ、夫婦です」と・・・・・・・オットォ!(・oノ)ノ ・・と誰もが驚く。
しかも同じヘルニアだと。

食事は一緒に食べられるのだろうか。


posted by tenmogura at 17:09| Comment(1) | TrackBack(0) | 闘病日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする