ラジオは早朝から震災関係が流れ、朝刊は一面から三面記事まで、
事細に書かれている。
今日一杯は災害談義でもちきりとなる。
5年前の惨事は今でもはっきりと覚えている。
東京は交通が麻痺をしただけで、被害はないといってもいいほどの混乱で収まった。
マスコミは現実を伝えず、被害者の悲惨な状況をカットしている。
何を言おうと、震災は当事者でなければ解らない。
神淡路大震災は政府の怠慢で、助かる人も救えなかった。
東日本大震災は津波の規模が大きすぎて、犠牲者の数が増えた。
そして個人は時の政府に因り、生死が分かれる。
30年以内に、70パーセントの確率で後に起こるといわれている首都災害。
マグニチュード7での死者は最悪で2万3千人。
関東大震災クラスでは7万人。
如何に自衛隊が精鋭だとで、20万人では救えない。
3日生き延びれば助かるといわれているが、首都圏では無理だな。
それに、東京防火マニュアルでは腹はふくれない。
のど元過ぎれば何とやらで、防火キットの確認すらしていない。
備蓄品も心許ない。
などとつらつらと考えるが、経験値が少なすぎる。
今朝は寝坊をして走れなかったが、まぁこういう日もある。